眼瞼下垂のセルフチェック

こんにちは。横浜のきくな湯田眼科です。

今日は、眼瞼下垂か気になっている方にセルフチェックの方法を解説させていただきます。

 

1.鏡を使った視覚的チェック

まず、鏡を用意して、自分の目元を観察します。以下の点に注意して確認しましょう。

  • 上まぶたの位置: 上まぶたが瞳孔の上端よりも下に下がっていないか確認します。通常、上まぶたの位置は瞳孔の上端からわずかに被さる程度ですが、これが瞳孔を覆うほど下がっている場合、眼瞼下垂の可能性があります。
  • 左右差: 左右のまぶたの位置に差がないかを確認します。片方のまぶたが著しく下がっている場合、それも眼瞼下垂のサインかもしれません。
  • 眉の位置: 眉毛が上がり気味かどうかをチェックします。眼瞼下垂の人は視界を確保しようと無意識に眉を上げ、額にしわが寄ることがあります。

2.視野の確認

眼瞼下垂があると、上方の視野が狭くなることがあります。以下の手順でチェックしてみましょう。

  • 上方の視野を確認する: 頭を動かさずに目だけを動かして、上方の視界がどれくらい確保されているか確認します。片方の目ずつ行うのが効果的です。上まぶたが視野を遮っているように感じる場合、眼瞼下垂の可能性があります。
  • 日常生活での視界の影響: 物を取るときに頭を大きく上に反らす必要があるか、または階段を上がるときに足元を見下ろすことが難しいと感じるか確認します。これらの状況も眼瞼下垂の兆候を示すことがあります。

3.疲労感のチェック

眼瞼下垂があると、目や周囲の筋肉が通常以上に働くため、以下のような症状が現れることがあります。

  • 長時間の作業後の疲れ: デスクワークや読書をしていると、まぶたが重く感じたり、目が疲れやすくなったりすることがあります。特に、長時間の作業後に頭痛や額の痛みを感じる場合、眼瞼下垂が関与している可能性があります。
  • 額や眉の痛み: 視界を確保しようとするために、額や眉の筋肉を過剰に使うことで、痛みや疲労感が生じることがあります。

いかがでしたでしょうか、

少しでも気になること、不安なことがあれば横浜のきくな湯田眼科までご相談ください。