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まぶたがピクピクしたり、閉じてしまう... そんなお悩みに専門的な治療を
まぶたが自分の意思に反して動いてしまう「眼瞼痙攣」は、日常生活に大きな支障をきたすつらい病気です。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療をご提案しています。
眼瞼痙攣には3つの病気があります。
「眼瞼ミオキミア」はまぶたの痙攣では最も多いタイプになります。
片方の目の、上まぶたもしくは下まぶたのどちらかピクピクと痙攣している状態です。 両方の目や上まぶたと下まぶたが同時に起こることはまれです。
上まぶたよりも下まぶたに起こることが多いです。 数秒から数分程度で自然と治まります。 良性なもののため、このタイプのまぶたの痙攣は心配する必要はありません。
精神的なストレスや不安、疲れ、寝不足などが続くと、自律神経のバランスがくずれ、まぶたの筋肉がピクピク動くことがあります。 まずはしっかり休むことが大切です。
カフェインは神経を刺激する作用があります。 コーヒー・緑茶・エナジードリンクなどを飲みすぎていると、まぶたがけいれんすることがあります。
飲みすぎている方は、量を減らしてみましょう。
目が乾くと、まぶたの筋肉に負担がかかってけいれんが起きることがあります。 目薬やドライアイの治療で症状が改善することもあります。
マグネシウムやカルシウムなどの栄養素が不足すると、神経が過敏になりやすく、まぶたのピクピクが起こることがあります。 バランスのよい食事を心がけましょう。
お酒を飲みすぎると神経の働きが乱れ、けいれんの原因になることがあります。 適量を心がけましょう。
眼瞼ミオキミアは自然に治ることが多い良性の症状で、失明につながることはありません。 そのため、放置しても大きな問題になることはほとんどありません。
眼瞼ミオキミア(まぶたのぴくつき)は、十分な休息をとったり、アルコールやカフェインの摂取を控えたりすることで、ほとんどの場合は自然に改善します。
ただし、「片側顔面けいれん」と症状が似ており、区別がつきにくいことがあります。 まぶたのけいれんが長引く場合は、眼瞼ミオキミアではなく、片側顔面けいれんの可能性も考慮する必要があります。
さらに、ごくまれに多発性硬化症や脳腫瘍などの神経疾患が原因となっていることもあるため、症状が長期間続く場合には、MRIによる脳の精密検査が推奨されます。
顔の片側がピクピクと動く病気を「片側顔面けいれん」といいます。 多くの場合、まぶたや口のまわりがけいれんします。
最初は目のまわりだけピクピクすることが多く、徐々に口元まで広がっていきます。 まぶただけに症状が出ている場合は、「眼瞼ミオキミア」との区別が難しいこともあります。
ただし、眼瞼ミオキミアは一時的なもので自然に治ることが多いのに対し、 片側顔面けいれんは、自然には治らず、症状が続くことが特徴です。
片側顔面けいれんは、顔の筋肉を動かす「顔面神経」に異常が起こることで発生します。 この神経に刺激が加わると、まぶたや口のまわりなどがピクピクとけいれんするようになります。
主な原因
顔面神経が、すぐ近くを通る血管に押されてしまうことで、神経が過敏になり、筋肉に異常な信号が送られてしまいます。 これがけいれんの大きな原因です。
事故や手術などによって神経が傷つくと、正しく信号が伝わらなくなり、けいれんが起きることがあります。
ごくまれに、脳の腫瘍 (しゅよう) や脳動脈瘤 (のうどうみゃくりゅう) が神経に影響していることもあります。
多発性硬化症など、一部の神経の病気によっても、顔面けいれんが起こることがありますが、これらは稀です。
片側顔面けいれんの原因としてもっとも多いのが、顔面神経が血管に圧迫されているケースです。 この場合、手術によってけいれんを根本的に改善できる可能性があります。
手術の内容
手術では、顔面神経と圧迫している血管を離す処置を行います。 方法としては
があります。これにより、神経への刺激を防ぎ、けいれんを抑えることができます。
手術のメリット
手術のリスク・限界
ボトックス (ボツリヌス療法) とは、 ボツリヌス菌から作られたタンパク質を使って、けいれんしている筋肉の動きをやわらげる治療法です。
まぶたや顔のけいれんしている部分に注射を行うことで、筋肉の過剰な動きを抑え、症状を軽くすることができます。
ボトックス治療のメリット
ボトックス治療のデメリット
片側顔面けいれんは自然に治ることは少なく、放っておくと症状が続くことがありますが、失明につながる病気ではありませんのでご安心ください。
「本態性眼瞼けいれん」は、両目を無意識にぎゅっとつぶってしまう病気です。
一般的な「けいれん」のイメージであるピクピクとした動きとは異なり、他人からは目を強くつぶっているだけと勘違いされてしまうことがあります。
病気の初期では、見慣れていない眼科医でも見過ごしてしまうことがあります。 まぶたを動かす「眼輪筋」と呼ばれる筋肉の過度な収縮によって起こります。
中高齢者に発症しやすく、男性よりも女性に多いのが特徴です。 若年で発症する場合は、薬剤性が疑われます。
まぶただけでなく、口、喉、首にまでけいれんが広がることがあり、このような状態は「Meige (メイジュ) 症候群」と呼ばれています。
原因として以下のようなものがあります。
原因不明
パーキンソン病などの神経疾患
抗うつ薬、睡眠薬、抗ヒスタミン薬などによる薬剤性
ボトックス注射 (ボトックス毒素療法)
まぶたのけいれんには、ボトックス注射が効果的です。 けいれんの原因となる筋肉の緊張を和らげることで、症状を抑えることができます。
注射による治療なので、施術時間は短く、体への負担やリスクも比較的少ないのが特徴です。 ただし、効果は一時的で、通常は数か月ほど続きます。
そのため、症状を安定させるためには定期的な治療が必要です。
本態性眼瞼けいれんは、自然に治ることはほとんどなく、時間とともに症状が進行することがあります。 進行すると、まぶたを思うように開けられなくなり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。 重症になると、視界が遮られてしまい、実質的に見えにくくなる「機能的失明」の状態になることもあります。
きくな湯田眼科
名誉院長
センター北しみずアイクリニック
理事
妙蓮寺眼科
非常勤医師
30年以上にわたり、横浜市立大学附属病院、横浜市立大学市民総合医療センター、横浜労災病院にて、眼瞼痙攣を専門とする神経眼科外来での診断・治療に従事してきました。
また、重症筋無力症、筋ジストロフィ、慢性進行性外眼筋麻痺など、神経眼科的疾患に起因する眼瞼下垂の診断および治療にも対応しています。