「レーザー白内障手術は意味がない?」最新研究が示す意外な事実
【衝撃の研究結果】
2020年に医学誌『Lancet』で発表されたフランスの大規模研究(FEMCAT試験)によると、
レーザー白内障手術(FLACS)と従来手術(PCS)の術後3ヶ月の成績に差はないことが判明しました。
5つの大学病院で実施されたこの研究は、
患者さんにとって重要な選択基準を示しています。
【2つの手術を徹底比較】
▸ レーザー手術(FLACS)の特徴
- ✓フェムトセカンドレーザーを使用
- ✓角膜切開・水晶体分割を自動化
- ✓費用が高額(施設により2〜3倍)
▸ 従来手術(PCS)の特徴
- ✓超音波で水晶体を砕いて吸引
- ✓医師の手技に依存
- ✓保険適用で費用を抑えられる
【研究結果の核心】
術後3ヶ月時点で、両者に以下の点で差は認められませんでした。
- 1.視力回復度(BCVA)
- 2.屈折異常の発生率
- 3.重症合併症リスク(後嚢破損・網膜剥離など)
→ 「レーザー手術の優位性は証明されず」
【患者様への影響】
◎ メリットが限定的なケース
- ✓角膜移植歴がある方
- ✓極度に硬い白内障
- ✓チン小帯脆弱症
→ 上記のような特殊症例ではレーザーが有効な場合もあります。
◎ 費用対効果の問題
レーザー手術は2倍以上の費用がかかる一方、
日常生活レベルの視機能に差はないという結果が示されました。
【眼科医が語る本音】
「技術の進歩 = 必ずしも優れている、とは限らない」
- ▸熟練医師によるPCSはレーザー並みの精度
- ▸レーザーは操作ミス軽減に寄与
- ▸患者ごとの適応判断が重要
当院では、患者さんの目の状態・生活スタイル・経済状況を総合的に評価し、
最適な術式をご提案しています。
気になる方は、ぜひ
きくな湯田眼科
までお気軽にご相談ください。
