あなたに最適な選択は?
ICLとIPCL、どちらも革新的な視力矯正レンズ。
専門医が、あなたにぴったりの方法を提案します。
アイクリルについては、レンズ費用がIPCLよりも高額であり、さらに国内承認がないため、当院では採用しておりません。
ここでは、ICLとIPCLについて解説いたします。
ICLは、コラマーというSTAAR社オリジナルの材質で作られています。
コラマーはコラーゲンとハイドロキシエチルメタクリートを組み合わせたもので、生体適合性が良好で、汚れが付着しにくい特性を持ちます。
また、柔軟性があり、眼内から簡単に取り除けるのが特徴です。
レンズは、中心部の光学部と周辺の支持部に分かれています。
レンズの中心部には白内障や緑内障を予防するための穴が1つ設けられています。
支持部は4点で構成されており、これによりレンズが安定します。
レンズの全長は、目の大きさに合わせて12.1㎜ 、12.6㎜ 、13.2㎜ 、13.7㎜ の4種類から選べます。光学部の大きさは6.1㎜ です。
大きな光学部径により、夜間の光のにじみ (グレアやハロー) が少なくなるとされています。
2016年に光学部径が大きなものに改良されました。
ICLは通常、近視や乱視の矯正に使用されますが、遠視の矯正にも対応可能です。
遠視用ICLでは、レンズに穴がないため、手術前にレーザーで虹彩に穴をあける必要があります。
ICLは、老眼治療には使用できません。
STAAR社はアメリカ・カリフォルニアに本社があり、日本にも支店があります。
国内に在庫があるため、レンズは発注からおおよそ2週間程度で使用可能です。
ただし、近視や乱視が強い場合など特注レンズを使用する場合は、1か月程度かかることがあります。
ハイブリッド親水性アクリルでできています。
STAAR社のICLと同様に生体適合性が良く、汚れも付着しにくい特性があります。
柔らかい材質のために、眼内から取り除くことも容易です。
白内障や緑内障を予防するための穴が7つあり、支持部は6点で構成されています。
支持部を含めたレンズの全長は11.0~14.0㎜ まで13種類のサイズがあり、光学部の大きさは6.6~7.5㎜ となっています。
IPCLは遠視を矯正することもできます。
STAAR社のICLとは異なり、レンズに穴があるため、手術前にレーザーで虹彩に穴をあける必要はありません。
IPCLには、近視や遠視を矯正する通常の (単焦点) タイプのレンズに加え、ピントを3か所に合わせた多焦点IPCLもあります。
多焦点IPCLは、ピントのバリエーションとして7種類あり、目元から25~100㎝ までカスタマイズできます。欠点として、ハロー、グレアが通常のIPCLやICLと比べて強いことや、光が分散するために見え方の質がやや劣る傾向があります。
また、レンズ費用もやや高額となります。
日本国内に在庫がないため、発注からクリニックにレンズが到着するまでに2か月ほどかかります。
| レンズ |
Implantable Collamer Lens (ICL)
|
Implantable Phakic Contact Lens (IPCL)
|
|---|---|---|
| 製品名 | アイシーエルKS-Aquaport | IPCL V2.0 |
| メーカー | STAAR Surgical | EyeOL |
| 本社 | アメリカ | イギリス |
| 日本国内の支店 | あり | なし |
| 国内在庫 | あり | なし |
| CEマーク | 1997年 承認 | 2010年 承認 |
| FDA承認 | 2005年 承認 | なし |
| 国内承認 | 2010年 承認 | 2025年 承認 |
| 販売されている国 | 75か国 | 40か国 |
| 使用実績 | 200万枚 | 10万枚 |
| レンズサイズ | 4種類 | 13種類 |
| 素材 | コラマー | ハイブリッド親水アクリル |
| レンズ支持部 | 4点 | 6点 |
| レンズの穴 | 1点 | 7点 |
| 光学部径 | 最大 6.1㎜ | 最大 6.6㎜ |
| 遠視矯正 | あり (穴がないためレーザー治療が必要) | あり (穴あり) |
| 老眼矯正 | なし | あり |
| 発注から到着まで | 2週間 | 2か月 |
| 費用 | 61.6万~ | 48万~ |
片眼
両眼
247,500円(税込)
495,000円(税込)
片眼
両眼
264,000円(税込)
528,000円(税込)
片眼
両眼
269,500円(税込)
539,000円(税込)
片眼
両眼
280,500円(税込)
572,000円(税込)
片眼
両眼
319,000円(税込)
638,000円(税込)
片眼
両眼
352,000円(税込)
704,000円(税込)
片眼
両眼
308,000円(税込)
616,000円(税込)
片眼
両眼
346,500円(税込)
693,000円(税込)
11,000円(税込)


2006年に浜松医科大学を卒業後、東京大学眼科で博士課程を修了しました。
関東労災病院や横浜南共済病院など、複数の医療機関で勤務してきました。
横浜市立大学附属病院では特任講師として手術を専任で担当し、2019年から2021年まではハーバード大学医学部でリサーチフェローとして勤務しました。
現在は、きくな湯田眼科副院長を務めています。
ICL手術をはじめ、白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術に至るまで、幅広い前眼部および眼科全般の手術を手がけ、これまでに15,000件以上の執刀実績を誇ります。
自身もICL手術を受けた経験があり、その体験に基づいた的確で親身なカウンセリングには高い評価を受けています。
また、医療従事者を含む多くの患者様に対しても執刀を行っており、その確かな技術と豊富な知識で信頼を築き上げています。

センター北しみずアイクリニック
院長
きくな湯田眼科
非常勤医師
日本大学
兼任講師
ICL(眼内コンタクトレンズ)手術においては、卓越した技術と深い専門知識を誇り、数多くの患者様に最先端の視力矯正を提供してきました。
白内障手術をはじめ、神奈川県内でも限られた名医のみが執刀を許される高度な角膜移植手術に至るまで、前眼部の難易度の高い手術を精緻な技術でこなす、類まれな眼科医として広く認識されています。
医療の最前線で活躍し、常に新たな治療法を追求し続ける姿勢は、患者様の信頼を集め続けています。