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2026.09.15

調節型眼内レンズとは?ピントを自動で調節する次世代の白内障手術|横浜・きくな湯田眼科

白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを入れます。

現在は単焦点眼内レンズや多焦点眼内レンズが主に使われていますが、近年注目されているのが「調節型眼内レンズ」です。

調節型眼内レンズとは?

若いころの目は、遠くを見るときと近くを見るときで水晶体の形を変え、自動的にピントを合わせています。

しかし年齢とともにこの働きが弱くなり、老眼になります。

調節型眼内レンズは、眼内レンズそのものの形や位置を変えることで、遠くから近くまで自然にピントを合わせることを目指したレンズです。

多焦点眼内レンズとは何が違う?

多焦点眼内レンズは、光を遠方用・近方用などに分けることで、複数の距離を見やすくします。

一方、調節型眼内レンズは、若い目の水晶体のようにレンズ自体のピントを変えることを目指しています。

そのため将来的には、

  • ・遠くから近くまで自然に見える
  • ・ハロー・グレアを抑える
  • ・コントラストの低下を少なくする

といった可能性が期待されています。

最近の研究では?

現在、海外ではLumina、Juvene、OmniVuなど、新しいタイプの調節型眼内レンズの研究が進んでいます。

以前は眼内レンズ全体を前後に動かす方式が中心でしたが、最近は、

レンズそのものの形を変える

レンズ内部の液体を動かしてピントを変える

といった新しい仕組みが研究されています。

これまでより広い範囲にピントを合わせられる可能性があり、白内障手術の次世代技術として注目されています。

まだ研究段階のレンズです

一方で、注意も必要です。

研究では「遠くから近くまで広い範囲が見えた」という結果が報告されていますが、広い範囲が見えることと、本当に若いころのような調節力が戻ったことは同じではありません。

現在のところ、若い目と同じように十分な調節力を長期間維持できる眼内レンズは、まだ確立されていません。

今後が期待される眼内レンズ

調節型眼内レンズが実用化されれば、白内障手術後に

「遠くも近くも、できるだけ自然に見る」

という新しい選択肢になる可能性があります。

まだ一般的に使用されている眼内レンズではありませんが、研究は急速に進んでおり、今後の白内障手術を大きく変える可能性のある技術として注目されています。

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