こんにちは。横浜のきくな湯田眼科です。
今日は結膜母斑についてお話ししようと思います。
結膜母斑とは、目の白目の部分に現れる色素性の斑点のことです。
多くの方がこの斑点を見つけたときに不安を感じるかもしれませんが、シミと同様のため、視力には影響はありません。
今回この記事では結膜母斑の治療方法の一つであるレーザー治療について紹介します。
結膜母斑レーザー治療とは
結膜母斑とは、白目に「あざ」「しみ(シミ)」ができている状態をいいます。
大きくなると目立つことがあります。
大きさは数ミリほどで、茶色がかった色をしています。
(※黄色っぽくもりあがっているシミは瞼裂斑といい、レーザー治療の適応ではありまん。)
この白目のシミをレーザーで取る治療が結膜母斑レーザー治療と呼ばれます。
また、点眼麻酔をおこなうため痛みもほとんどなく、数分で行える日帰り治療が可能となります。
結膜母斑レーザー治療の方法
治療はレーザーを用いれば比較的容易であり、瞳にシミがあることで見た目の印象が変わってしまうこともあるため、当院では積極的に治療をおこなっています。
当院ではマルチカラーレーザーを用いて、母斑の深度に応じてレーザー波長を変えることにより、ほとんどの母斑の治療に成功しています。
何度もレーザーを受けないといけない場合もありますが、ほとんどの場合は1回でシミは取れます。
点眼麻酔をおこなうため痛みはほとんどなく、数分で完了する日帰りの治療です。
結膜母斑レーザー治療のリスク
色素沈着の大きさや深さによっては複数回の治療を行う事もあります。
初診時に細隙灯顕微鏡検査をおこない、医師が眼の状態を見てレーザー治療が適応か判断します。
結膜母斑レーザー治療の費用
レーザー治療は健康保険支給対象外のため、自費診療となります。
片眼:22,000円(税込)
両眼:33,000円(税込)
※診察代・レーザー費用・目薬代・消費税は治療費用に含まれます。
※診察のみ希望の場合は保険診療となります。
※保険適応外ですが、カルテ作成のため保険証を必ずご持参ください。
※ほとんどの場合は1回で改善しますが、追加レーザーが必要となる場合もあります。
その他、目の病気でお困りの方やご相談は
横浜のきくな湯田眼科までご相談ください。