当院に導入されている検査用機器をご紹介いたします。
眼瞼下垂(腱膜性眼瞼下垂)は、眼瞼挙筋か瞼板筋の機能低下により瞼が開きづらくなる病気のひとつ。眼瞼下垂症の症状、治療方法、手術方法、予防ポイントや、当眼科の症例も。
白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が混濁する病気。白内障の治療や手術を多く受けてきた名医として、白内障に関する正しい情報や、白内障の進行や発生と虹彩の色との関係性など。
緑内障は眼圧により視神経に障害を来す疾患です。ステロイド緑内障は房水の排出機構である線維柱帯に問題を生じ、眼圧上昇から起こります。緑内障に関する情報、手術、治療方法など。
結膜母斑は最も多い結膜腫瘍性病変です。眼球に母斑(一般に、あざ・ほくろと呼ばれる)が出来る症状です。横浜市港北区の眼科である当院のレーザー治療や考え方、取組みなどご紹介。
なみだ目や流涙症は涙管がつまり、涙が内眼角からあふれてしまう疾患です。治療方法やレーザーを用いた涙のう鼻腔吻合術について、動画も交えてご説明。
瞼裂斑・結膜弛緩症をはじめ、横浜市港北区の眼科である当院では、あらゆる目の疾患に対応しています。各症状のレーザー治療や手術など、目の症状でお困りの方はご覧ください。
超音波白内障手術機械は最先端の機械を使用(インフィニティー、ソブリン)硝子体手術機械は25Gシステムを採用。
手術用顕微鏡は最先端の機械を使用(ルメラT)その他の治療用機械として、視力回復装置(ワック、アイマスターDr,Horie)、近赤外線治療器(スパーライザー)、高圧酸素カプセル等を使用しています。
LASERとはLight Amplification by the Stimulated Emission of Radiation
(誘導放射による光の増幅)のそれぞれの頭文字をとった言葉です。
1917年に、アインシュタインが光量子仮説の中で誘導放射を理論的に予測したことに嚆矢を発しています。
文字通り、誘導放射を利用して光を増幅したもので、単波長の強力なエネルギーをもつ光を出すことができます。
1960年にメイマンが最初の固体レーザーであるルビーレーザーを発明し、以後短期間の内に、いろいろなレーザーが開発されてきました。
主なレーザーの波長と分子の吸収率を図で示しました(図1)。基本的には波長が短ければ組織透過率が低くなり、波長が長ければ組織透過率が高くなります。たとえば、紫外線領域のエキシマレーザーは角膜を透過することができません(削ることはできます)。
1パルスあたりのエネルギー総量が同じなら、パルス幅が短い方がエネルギー強度が高くなります。レーザーの組織に対する効果は、破壊、蒸散、蒸発、凝固、光化学反応と大きく分けることができます(図2)が、照射時間が短くエネルギー強度が高いほど破壊的に作用し、照射時間が長くなれば熱凝固の効果が強くなります。
強いエネルギーを得る超短パルスを発生させるには、Qスィッチ法とモードロック法とがあります。Qスィッチ法は誘導放出を抑え反転分布を十分に得た状態を作り、一気に誘導放出を促す方法で、ダムの水位を高くして一気に水を放出することに似ています。Qスィッチ法でピコ秒までのパルスを出すことができます。モードロック法は媒体内で多くの波長の光の位相を一つにし、振幅を高める方法で、例えが悪いですが津波を起こすことに似ています。
モードロック法ですとフェムトセカンドのパルスを出すことができ、多くのフェムトセカンドレーザーはこの方法を用いており、媒体には幅広い波長を発振することができるチタン・サファイアの結晶が用いられています。これですと数フェムトセカンドのパルスが発生できます。眼科で用いられるフェムトセカンドレーザーもこの方法を用いたものですが、媒体にはイットリウムを基にした結晶を使用しており、数百フェムトセカンドのパルスを発生します。
当院で使用しているレーザー装置は、波長の短い順にエキシマレーザー(193nm)、QスィッチYAGレーザー(530nm,1069nm)、マルチカラーレーザー(532nm,561nm,659nm)、グリーンレーザー(532nm)、半導体レーザー(810nm)、半導体レーザー(980nm)、フェムトセカンドレーザー(1028nm)、Nd:YAGレーザー(1060nm)、炭酸ガスレーザー(10600nm)になります。
1917年に、アインシュタインが光量子仮説の中で誘導放射を理論的に予測したことに嚆矢を発しています。
文字通り、誘導放射を利用して光を増幅したもので、単波長の強力なエネルギーをもつ光を出すことができます。
1960年にメイマンが最初の固体レーザーであるルビーレーザーを発明し、以後短期間の内に、いろいろなレーザーが開発されてきました。
主なレーザーの波長と分子の吸収率を図で示しました(図1)。基本的には波長が短ければ組織透過率が低くなり、波長が長ければ組織透過率が高くなります。たとえば、紫外線領域のエキシマレーザーは角膜を透過することができません(削ることはできます)。
1パルスあたりのエネルギー総量が同じなら、パルス幅が短い方がエネルギー強度が高くなります。レーザーの組織に対する効果は、破壊、蒸散、蒸発、凝固、光化学反応と大きく分けることができます(図2)が、照射時間が短くエネルギー強度が高いほど破壊的に作用し、照射時間が長くなれば熱凝固の効果が強くなります。
強いエネルギーを得る超短パルスを発生させるには、Qスィッチ法とモードロック法とがあります。Qスィッチ法は誘導放出を抑え反転分布を十分に得た状態を作り、一気に誘導放出を促す方法で、ダムの水位を高くして一気に水を放出することに似ています。Qスィッチ法でピコ秒までのパルスを出すことができます。モードロック法は媒体内で多くの波長の光の位相を一つにし、振幅を高める方法で、例えが悪いですが津波を起こすことに似ています。
モードロック法ですとフェムトセカンドのパルスを出すことができ、多くのフェムトセカンドレーザーはこの方法を用いており、媒体には幅広い波長を発振することができるチタン・サファイアの結晶が用いられています。これですと数フェムトセカンドのパルスが発生できます。眼科で用いられるフェムトセカンドレーザーもこの方法を用いたものですが、媒体にはイットリウムを基にした結晶を使用しており、数百フェムトセカンドのパルスを発生します。
当院で使用しているレーザー装置は、波長の短い順にエキシマレーザー(193nm)、QスィッチYAGレーザー(530nm,1069nm)、マルチカラーレーザー(532nm,561nm,659nm)、グリーンレーザー(532nm)、半導体レーザー(810nm)、半導体レーザー(980nm)、フェムトセカンドレーザー(1028nm)、Nd:YAGレーザー(1060nm)、炭酸ガスレーザー(10600nm)になります。